吉田豪と大槻ケンヂの猫舌SHOWROOMの感想

12月4日に配信アプリSOWROOMの番組「吉田豪の猫舌SHOWROOM」での吉田豪さんと大槻ケンヂさんの対談が面白かったので、個人的な感想を書いておく。

「すごい」という言葉の魔力

大槻ケンヂさんは番組中、全てのアイドルに対して「すごい」という言葉を連呼していた。この言葉非常に魔力を持っていて、大槻さんがアイドルに対して使うことで、そのアイドルファンに好意的に思われたりするなど、どこにも敵を作らず、終始彼に対して視聴者は好感をもつことになる。これはかなり難しい芸当で、通常さまざまなアイドルを語るとき、人は好き嫌いがあるため、嫌いなアイドルを語るとき必要のない不快な言葉を言ってしまい、そのアイドルのファンから反感を買うことがある。しかし、彼はそのようなこともなく、フラットに自分の好きなアイドルを語り、そしてメジャーやインディーズ問わず深くアイドルを知っていることで視聴者を自分のところに寄せ付けるのである。2時間見ているうちに、筆者もだんだんと彼のことが好きになっていたことがその証明になるだろう。

「アイドルと違いバンドはチェキをやるとダメになる。」発言について

大槻さんは、自身もチェキをやっていると明かしたうえでこの発言をしているため、頭ごなしにチェキをやるバンドに対して批判しているわけではないことがわかる。

個人的にこの発言は的を射た発言だと思っている。なぜなら、チェキをとる時間があるならバンドもっと良い音楽を制作する方が時間の使い方として正しいと思うからだ。さらにこのままいくと、バンドは良い音楽を作る意欲をなくし、チェキで収入を得ようとし、本業である音楽を見失い、水商売になってしまう恐れがあるといえる。

ここで、アイドルとバンドの大きな違いを述べたいと思う。アイドルは、楽曲制作者が別にいるのに対して、バンドはバンド自身で楽曲を制作する点だ。これは、チェキ商売をやる場合大きくこの違いがでる。なぜなら、アイドルはいくらチェキをとっても楽曲制作者は別にいるため、楽曲のクオリティが下がることはなく、逆にチェキで儲かったお金を楽曲の制作費に回すことでより良い音楽ができる可能性があるが、バンドはチェキ商売をやると、チェキを取る時間が楽曲を作る時間を奪ってしまい、楽曲のクオリティが下がる恐れがあるからだ。

アイドルに造詣の深いミュージシャンはこの番組にあっている

大槻さんと吉田豪さんとの対談で分かったが、この番組にアイドルにくわしいミュージシャンは向いている。なぜなら、アイドルを多面的に見ることができ、普段自分が考えもしなかった視点でアイドルをみることをこのようなミュージシャンを通して知ることができるからだ。またこの番組は2時間のトーク番組であるため、ゲストのことを全く知らなくても、ゲストの話などを通じて誤解のない人物把握が可能になり、発言の真意が伝わりやすいこともある。

最後にこれからもどんどんチャレンジングなキャスティングを番組に望む。

 

 

 

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