乃木坂46ブームの終焉について考える

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現在のアイドル業界は、乃木坂46一強状態になっている。しかし、過去のモーニング娘。やAKB48などを見ると一度人気がピークになるとそこから下がっていくことが証明されており、乃木坂もこれに逆らえないことが考えられる。そこで、これからどの数字が下がってきたら、人気が下がってきたかといえるのかを検討していこうと思う。

コンサート動員

過去のモーニング娘。やAKB48を見てもわかるように、人気が下がると目に見えて下がるのがコンサート動員である。具体例として、乃木坂と同じプロデューサーのAKB48をあげようと思う。AKB48は人気絶頂時の2013年のドームツアー後減少傾向になり、2016年以降には、モーニング娘。より動員数が少なくなってしまった。

今年の乃木坂46は、ドーム・スタジアムツアーを行い、50万人以上動員した。来年も京セラドームで四日間の西野七瀬卒業コンサートが決まっている。この数字を見ると現状人気は維持されているが、人気の一期生メンバーが抜けた後の乃木坂46のコンサート動員がどうなるかは未知数だ。

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ソフト売り上げ

もちろんAKB48のソフト売り上げは今も高いが、現在人気絶頂時よりも多い人数で握手会を回し売り上げを維持しているので、一人当たりの売り上げは、減少傾向にある。反対に、乃木坂46は、人気メンバーの個別握手免除を行っており、個別握手の完売率も高いため、一人当たりの売り上げは高い。しかし、今後人気メンバーが続々と卒業ラッシュになったときに、今の売り上げを維持できるのかが問われる。

CMの出演回数

人気がなくなるとまず真っ先に、この数字が下がってくることは、過去の人気グループを見てもわかる。具体例をあげると、AKB48である。昔AKB48が出演していたCMがそのまま乃木坂に移行しつつある。このようにこの先、乃木坂も別のグループにCMの仕事が移っていくことは、十分考えられるので、注意していく必要がある。

以上の三点の数字を注意深くみれば、グループの人気の浮き沈みが分かってくる。

人気のピークは白石麻衣の卒業コンサートか

個人的に乃木坂の現在のシンボルは西野七瀬と白石麻衣だと思っている。おそらく一般の人でもこの二人に関しては知っているものが多いと思われる。過去のグループの人気の浮き沈みを考えたとき、世間から知られたメンバーで、一番人気を争うメンバーが辞めるときがそのグループの人気のピークだと考えられている。そのため、この二人が両方乃木坂からいなくなった時、乃木坂は人気のピークを迎え、以降下り坂になると思ってもいいのではないか。そこから、モーニング娘。の暗黒期のようになった時、グループが維持されるかは、ソニーが上場企業であるためよく分からない。

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最後に

もちろんこの記事の主張はあくまでも筆者の考えであるため、乃木坂は後進の育成に成功し、人気を維持し続ける可能性もまだ残っている。ただ、過去のグループの例を見ると、グループの人気が下降局面を迎えると、どんなメンバーを入れようが、その勢いには勝てないことが証明されている。さらに乃木坂は世間に知られたヒットソングがないため、後輩が人気絶頂後10年後に音楽番組に呼ばれるかは未知数であることを最後につけ加えておく。

 

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