カントリー・ガールズの活動休止について考える

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またしても金曜の22時に衝撃的なお知らせが、アップフロントから発表された。

それは、カントリー・ガールズが今年の12月26日にLINE CUBE SHIBUYAにて行われるコンサートをもって、活動を休止し、メンバーの山木梨沙はハロー!プロジェクト、カレッジ・コスモスも卒業し芸能界引退、小関舞はハロー!プロジェクトも卒業、芸能活動を継続、船木結は2020年の3月をもってハロー!プロジェクト、アンジュルムを卒業、以降芸能活動を休止し、森戸知沙希は引き続きモーニング娘。のメンバーとして活動していくというものだ。

個人的にこのニュースを知った時は、驚いたが、別にアップフロントに対して強い怒りを覚えるほどでもなかった。ネット上でも様々な意見が飛び交っているが、その人がどのようなスタンスでハロプロを応援しているかによって、全く意見が異なるのだ。例をあげるならば、カントリー・ガールズだけを応援しているファンとハロプロ研修生だけを応援しているファンとでは、今回のニュースのとらえ方が全く異なる。前者は恐らく絶望と事務所に怒りを覚えただろうし、後者は自分の推している研修生の昇格先が増えるチャンスだと捉えている。これほどハロプロファンの中でも意見が異なるので、筆者はハロプロDDの立場から今回の出来事を振り返りたいと思う。ただ注意してもらいたいのは、以下に書かれていることは、あくまでも筆者の推測であり、事実と異なる可能性があることをご了承してもらいたい。

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事の発端は嗣永桃子引退への事務所からの報復

まず前提として抑えておいてもらいたいのは、事務所は気に入らない辞め方をしたメンバーの卒業後に、報復をすることがあるということだ。例を挙げるとすれば、大学進学のためにグループを卒業し、アップフロントを退社したメンバーに対して、同じグループに所属する違うメンバーに大学進学をさせ、そのメンバーに嫌がらせする。辞めたメンバーは、事務所から進学へのフォローもされず、進学するために辞めざるを得なくなったにも関わらず。

それでは本題に入るが、今回のグループ活動休止の発端は、嗣永桃子の引退である。さらに踏み込んでいうと、彼女の引退への事務所からの報復である。事務所は、彼女にハロプロ卒業後に芸能界引退ではなく、タレントとして今後も活動していってもらいたかったのではないだろうか。しかし彼女の芸能界引退の意志が固く、表面上は円満退社であったが、事務所はこの引退を良く思っておらず、彼女の大事にしていたカントリー・ガールズを活動休止に追い込むという報復が行われたと推測できる。おそらく事務所の当初の予定は、彼女の引退日の2017年6月30日でグループを活動休止にし、残ったメンバーをそれぞれ別のグループに移籍させるつもりだったのではないだろうか。しかし、それがなんらかの反発で上手くいかず、今のようなかたちで落ち着いたと考えられる。

事務所の救済策と生んだ不幸

今回のカントリー・ガールズの活動休止は、あくまでも嗣永桃子への報復であり、残ったメンバー全員に対して、事務所なりの救済策として、別のグループへの移籍が提案されたのではないだろうか。

その中で様々なメンバーに不幸な出来事があったが、個人的に一番不幸だったと思うのは、稲場愛香である。彼女は、カントリー・ガールズを病気療養で卒業し、その後いったん地元の北海道でソロで復帰し、しばらくしてJuice=Juiceに加入することになった。この経緯をめぐってファンコミュニティで彼女は、「なぜカントリー・ガールズに復帰しないのか」等々のバッシングが行われた。ただ正直、彼女のカントリー・ガールズ卒業が発表された2016年8月の段階では、もう嗣永桃子芸能界引退と同時にグループの活動休止は既定路線となっており、彼女は早い段階で事務所の幹部からそれを伝えられ、他のメンバー同様に別のグループへの移籍が提案されていたのではないだろうか。彼女はそれを承諾し、病気療養後、北海道で少しづつ活動を再開させ、Juice=Juiceの加入になったと考えられる。

最後に、彼女のJuice=Juice加入の経緯がおかしいと言っているアンチに言っておくが、彼女が辿ったカントリー・ガールズ卒業後、別グループへの移籍は実は森戸知沙希も同様であり、別に彼女だけが特別扱いされてはいないのだ。

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メンバーを一新し再始動について

今回の発表の中で一番多くの批判を集めたのが、「カントリー・ガールズとしての今後ですが、メンバーを一新し再始動することを考えています。」という一文である。この一文確かに余分であるが、個人的にこれは事務所がアドバルーンをあげて、ファンの反応を見ていると考えている。現状確かに批判している意見が多く、事務所も再始動をするのをためらう可能性もあるが、個人的に新生カントリー・ガールズが結成される可能性も十分にあると思っている。割合的には、半々くらいかなと思っている。

なぜ事務所が、新生カントリー・ガールズを結成させるのかを考える上でのポイントは2つである。それはコストと放置時間である。それぞれ順に説明すると、まずコストだが、新生カントリー・ガールズは、全く何もない新グループに比べて、多くの楽曲資産を持っており、それを再利用できる点でコストがかからない。次に放置時間だが、ハロプロの新グループでよくあるのが、一つ上のグループの売り出し期間中で、全くリソースを割いてもらえず、オリジナル曲が少ないため、なかなかライブツアーをすることもできないので、放置されてしまうことがある。現状事務所はBEYOOOOONDSの売り出し期間中であるため、今年から来年くらいまでは、新グループにリソースを割いてもらえず、放置されてしまう可能性が高い。ただ新生カントリー・ガールズは、過去の楽曲資産があるので、ライブをするためのオリジナル曲が十分にあるため、放置期間を短くできるのだ。

以上のことから新生カントリー・ガールズの結成も全くない話ではないのだろうか。

最後に

推しているアイドルグループがいつまでも活動をし続けてくれるとは、限らない。今回のように活動休止してしまう前に、しっかりファンはグループにお金を落とし、活動を見続けることしかできないのである。

 

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