吉田豪と大森靖子の猫舌SHOWROOMの感想

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2月5日に配信アプリSOWROOMの番組「吉田豪の猫舌SHOWROOM」での吉田豪さんと大森靖子さんの対談が面白かったので、個人的な感想を書いておく。

地下アイドル界の父と母

この配信を二時間見て思ったのが、両者は精神的に不安定な女性アイドルに対して優しい視点で見つつなおかつできるだけサポートしようとしていることである。それは両者が知っているアイドルの名前が配信中出てきたときに、両者ともにちゃんとその子が活動ができているかを確認しているシーンからうかがえた。個人的に何年も前から地下アイドルの世界は一般社会で生きていけない若い女性のセーフティネットかしつつあると思っていて、この二人の存在はそのセーフティネットが維持するために非常に重要な役割を果たしていることがよくわかる。もちろん両者がすべての地下アイドルをサポートできているわけではないが、自分たちが関わったことがある地下アイドルに対してはどんなことがあろうともサポートしようとしている点は、もっと評価されるべきだと思う。

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一般社会に適用できない人のための芸能界

個人的に芸能の世界は、一般社会で生きていけない人のためのセーフティネットであると考えている。それを踏まえて両者の活動を見ると、一般の社会で生きていくのは難しい個性的な人物をそれぞれのやり方で、芸能の表舞台へひっぱりだそうとする意志が見られる。こういうことは本来芸能事務所やマスメディアが行わないといけない仕事だが、ここ最近のメディアの潔癖化により、扱いずらい人物をメディアに出演させない風潮があり、芸能の世界のセーフティネット機能が弱まってきてしまったと個人的には思っている。しかし彼らは、それぞれ持つ芸能のつながりを用いて、扱いづらい個性的な人物をピックアップし、その人の活動するフィールドを広げる活動を行い、弱まりつつある芸能の世界のセーフティネット機能を補完しつつあるのではないだろうか。

新たな個性を持つ人達の案内人として

癖の強い面白い個性を持つ人は一般の人たちよりも精神的に不安定であるため、両者のようにその人をしっかりフォローできる人々は大事である。こういう人々がいないと、彼らはすぐ活動やめてしまったり、よからぬ道に進んでしまったりするなど、せっかくの才能が世にみつかることもなく埋もれてしまう。これからも両者にはさまざまな面白い個性を持つ人々の案内人として、活動していってほしいなと心から思う。

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追記

配信中に吉田豪さんが「道重さゆみさんに出演してほしいが、アップフロントのNGがある。」と言っていたが、個人的にまず初めに田中れいなさんから出演交渉をしたほうが良いと思った。彼女は個人でSHOWROOMをやっているので、道重さゆみさんとは違うレギュレーションではないだろうか。ただ彼女と吉田豪さんとの面識があるのかはわからないが、アップフロントの社長も含めていろんな人が出演することを一視聴者として望んでいる。

 

 

 

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