なぜAKBグループのコンサートが減少してしまったか?

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この題で書こうと思ったのは、今年のAKB紅白が、12月16日に東京ドームシティホールで開催されることとプロデューサーがきくち伸に決まったニュースが発表され、ネット上で、「またコラボ祭りかよ。」とか「AKBはコンサートが少ないからAKBのメンバーが見たい。」等のバッシングが多かったからだ。

本題に入る前に、今年もプロデューサーがきくち伸になった理由を分析してみた。

世間で話題になった

去年のAKB紅白は、出れないメンバーがいたが、指原莉乃とモーニング娘。’17等のコラボが行われ、メディアでも話題になった。AKBはビジネス上どうしてもイベントをやる場合、世間で話題にならないといけない。しかし現状のAKBは、全盛期のように前田敦子や大島優子といった世間に知名度あるメンバーがほとんどいなくなってしまったため、内輪だけでイベントをやっても世間で話題にならないのである。そのため、外部のアーティストやアイドルを入れることで、テコ入れをしている。

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メンバーへの刺激

去年のコラボを見ていて感じた人も多いだろうが、生歌生伴奏だと如実に歌手の実力が分かってしまう。他のアイドルと比べてAKBのメンバーは明らかに生歌で劣っていた(柏木由紀や山本彩などは除外)。もちろん、「AKBは口パクで長いことやってきているから仕方がない。」等の意見はあるが、乃木坂は同じ口パクでも顔面偏差値が高いという一種AKBの上位互換が台頭してきたなかで、本当にこのままで良いのかをメンバーに伝えたかったのではないかと思う。

きくち伸というプロデューサー

きくち伸というプロデューサーは長い間、フジテレビの音楽番組に携わっており、たくさんの事務所との人脈がある人物だ。もちろん左遷されてはいるが、この業界は人脈こそが全てであるため、アーティストのブッキング能力はピカイチである。個人的に質の高い音楽番組を志すプロデューサーであるため、AKB紅白というイベントには適した人物だと思っている。

だいぶ遠回りしたが、本題に入ろう、なぜAKBグループのコンサートは減少してしまったかの答えだが、はっきりしている。

採算がとれないから

これに尽きる。通常AKBグループがコンサートをする場合、メンバーがたくさん出演し、横浜アリーナ等の大きな会場で、セットも用意し行う。これは、なかなか採算がとるのが難しい。もちろんグッズやDVD等で回収されることも知っているが、それ以上に警備員やスタッフ等の人件費やセットの設営費などの固定費が多額になり、費用が収益を上回る可能性が高い。

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話題にならないから

もちろん全く話題にならないわけではないが、比較対象にされがちな乃木坂はドーム公演を成功させるなど、その話題に打ち消され今やってもあまり広告効果がないのである。広告効果があるなら、運営は赤字でもコンサートをやるだろう。

スケジュールが合わない

AKBは土日は握手会をやっているため、なかなかコンサートを行うのが難しくなっている。さらに人気メンバーはテレビ収録等の仕事も抱えており、スケジュールを合わせることが容易でないことも理由になるだろう。

解決策として

どうしてもコンサートをやる場合、採算をとらないといけない。そのため、nmb48のようにチーム単位で行うことと、平日ホールでコンサートをやることを条件にしなければならない。こうすることで、セット設営費や人件費の削減につながり、採算がとりやすくなる。ただそこまでして今の運営がやるとは思えないことはここで述べておく。

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